睡眠の質も認知機能に影響をあたえる

睡眠効率が良くない人は、認知症になる可能性が5倍に

睡眠効率が良くない人は、認知症になる

睡眠は、時間と質のバランスがとても重要です。しかし睡眠の質が良ければ、睡眠時間が短くてよいわけではなく、逆に眠くないのに布団でダラダラとするのもよくありません。このような睡眠に対する行動が、認知機能の低下に繋がる可能性があります。

 

睡眠の質との関係では、認知症と睡眠時無呼吸症候群との関連性について色々と研究が行われています。睡眠中のイビキがひどく、頻繁に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群では、ぐっすりと深い眠りに入れないので、睡眠時間が足りていても熟睡できていません。
睡眠時間を対象とした実験データでは「睡眠時無呼吸症候群の人や睡眠時間が短い人は、
健康である人に比べて、認知症を発症する可能性が約5倍高くなる」とされています。

 

脳内の記憶の整理は睡眠中に行われている

脳内の記憶の整理は睡眠中に行われている

睡眠にはご存じの通り、ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類が存在します。レム睡眠中は脳がメンテナンス中の状態で、記憶をつかさどる海馬では一時的に保存されている記憶の整理が行われています。整理というのは、要らない記憶を削除したり、一時的な記憶を長期的な記憶へなるように大脳皮質に保存されたり、バラバラとなっている情報を整理して、必要なときに取り出せるようにしたりと、睡眠はとても重要な役割をもっています。

 

最近、物忘れがひどくなり、認知症かも?と気になる人は、自分の睡眠が十分なのかを調べて、不十分な場合はしっかりと取り、様子を見てみましょう。