睡眠不足はがんや高血圧の原因にもなる

深夜勤務や変動時間労働でがんのリスクが高くなる

深夜勤務や変動時間労働でがんのリスクが高くなる

睡眠不足や質の悪い睡眠が原因で起こる病気は、がんや心臓の病気などさまざまなものがあると最近の研究で明らかになってきています。

 

深夜勤務や変動時間労働で睡眠バランスが乱れてしまい、しっかりとした睡眠がとれないことが多いです。
また、ある研究データでは「深夜勤務が多い男性は前立線がん、女性は乳がんや大腸がんになる確率が高い」ということがいわれています。

 

原因としていわれているのは、睡眠とホルモン分泌の関係性

睡眠とホルモン分泌の関係性

睡眠を促す効果のある「メラトニン」ホルモンは性ホルモン分泌を制御してくれる働きがあります。しかしメラトニンの分泌量が減ると、性ホルモンの分泌量が増加して、

  • 乳がん
  • 大腸がん
  • 前立腺がん

の発症を促します。

 

これに対して、深い眠りの時に分泌量が増加する「成長ホルモン」は傷ついた細胞を修復し、免疫力を上げる働きがあります。そしてメラトンには抗腫瘍作用があるので、がん細胞を攻撃してくれる作用があります。

 

このようことから、十分な睡眠をとることはがん予防にもつながるのです。

 

5時間以下の睡眠は、高血圧の確立を2倍に

5時間以下の睡眠は、高血圧の確立を2倍に

「日々の睡眠時間が5時間に満たない人は、8時間前後の睡眠をとる人に比べ、高血圧になる確率が2倍になる」ことがわかっています。

 

血圧が高いほど、血管に負荷をかけてしまうので、血管が傷つきやすくなります。そして傷ついた血管の回復は、睡眠中の血圧が低い時に行われます。しかし、睡眠不足などで十分な睡眠がとれていないと、血管の回復が進まず、心臓病や脳の病気を引き起こす原因になるので、注意が必要です。