知らなかった睡眠の基礎知識:そのメカニズムとは

野生の動物は、人間とは違ってごく浅い睡眠しかとりません。特にキリンなどは眠っている姿を見るのが困難と言われるほど一日の中で眠っている時間が短い事で知られています。
それに比べて人間というのは、一日で大体平均で6~8時間ほど睡眠時間を取っています。これは長い人生から見ると一生のうち約1/3が眠っている状態であるといえます。
果たして人間がこれほど睡眠をとる理由とはなんなのでしょうか。知られざる睡眠の基礎知識とメカニズムについて考えて生きましょう。

 

眠っている人間というのは、はたから見れば常に同じように眠っているように見えますが、じつはノンレム睡眠とレム睡眠という2つの種類に分けることが可能です。
レムとは英語で「rapid eye movement」のことで、眼球が急激に動いている状態です。
このときは浅い眠り上体になっている為、脳は覚醒しているのに体は深く眠っている状態だといわれています。

 

それに対しノンレムとは脳も体も休んでいる状態です。
このときに成長ホルモンと呼ばれる、体の成長に欠かせないホルモンが分泌されます。そうする事で筋肉や皮膚などの組織が作られ、体力の回復も図られるのです。

 

一度の睡眠で、レム状態とノンレム状態がおよそ90分単位で繰り返されます。
この周期を利用して、起床時間を設定すると、普段は寝起きが悪い人でも比較的目覚めやすいといわれています。これが睡眠のメカニズムです。

 

しかし現代人はスマホやインターネットなどの発達により、または職業形態の多様化により、通常の朝起きて夜眠るという基本的なスタイルが崩れかかっている人がいます。
また不眠症などの障害をわずらっている人も多く、そんな人は体内時計を調節する必要があります。
そのためには、日中太陽光をしっかり浴びることが大切です。朝日が昇ってからしっかりとカーテンを開けて朝日を浴びるだけでも乱れがちな体内時計を調整する事が出来ます。

 

子供から大人まで質の良い眠りは健康維持には欠かすことの出来ない要素です。基礎知識をしっかりと持って、正しい眠り方をする事で健康的な日々を送ることが出来るでしょう。



短すぎず、長すぎもしない「質の良い睡眠」を

質の良い睡眠

体の疲れを取るには睡眠が大きく関係していると思っている人が多いと思いますが、詳しく睡眠の役割を見ていくと「間違い」だということに気が付きます。

 

例を挙げるとすれば、1日中ゴロゴロしていて身体が疲れていない日でも、
夜になれば必ず眠くなります。このことからも体の疲れと睡眠は直接な関係が薄いことがわかります。

 

睡眠の大きな役割は大脳を休ませること

これを聞くと、睡眠な何のために…と思われたかと思いますが、睡眠の大きな役割は大脳を休ませることです。身体は座ったり、横になるだけで楽になり、疲れをとることができるのです。
しかし脳はたくさんの時間を使ってじっくりと休ませないと休息できなのです。大脳は起きている間、常にフル回転していて、休息の時間がないので、睡眠がとても重要になってくるのです。

 

睡眠は長ければいいわけではない。

大脳の休息に必要不可欠な睡眠ですが、長い時間寝ればいいというわけではありません。
休日などに「寝だめ」と称して9時間以上寝たのに、疲れが取れている感じがしなかったり、頭痛やだるさを感じたことのある人も多いと思います。これは睡眠時間が長すぎたためにかえって疲れてしまったという結果です。

 

良質の睡眠を得るためには

良質の睡眠を得るためには

大脳が働いている時間が長かった日の夜の睡眠は深い睡眠が得られるというデータがあります。大脳が働いている時間を長くしようと夜更かしをし、
睡眠時間が短くなってしまっては本末転倒です。
睡眠時間は7時間~8時間を目安に、毎日の生活を送ると良質な睡眠を得ることに繋がります。