睡眠は寝ている時間よりもその質が大切

生物は眠りをとらなければ生きていけません。しかもどんなに頑張って寝ないようにしようとしても、必ず無意識に寝てしまうものなのです。
このように生物、もちろん人間にとっても大変重要な眠りは、じつは生命を維持するためにも大変に大切なものなのです。
ですから睡眠は質が大切。いくらだらだらと眠る時間ばかりとっても、なんだか眠れた気がしない、かえって疲れてしまうのは質がよくないせいなのです。

 

人間の眠りは2つの状態からできています。1つはレム睡眠。これは体は深く眠っているのに、脳だけが活発に動いている状態です。よく夢を見たり金縛りなどが起こるのかこの状態です。
もう一つはノンレム睡眠。体も脳もしっかりと眠っており、これが眠りの質と深く結びついています。

 

人間は寝入りばなからすぐノンレム睡眠にはいり、しばらくたつとレム睡眠に入る、という1サイクル90分程度の眠りを数回繰り返します。そして最後は眠りが浅くなり、目が覚めます。
このサイクルをうまくつかむことが眠りの質を高める一つのポイントになります。深く眠っているノンレム睡眠中に起こされるとなんだか調子が悪いということになります。ですから、眠る時間は90分くらいを基準として、6時間、7時間半など自分に合った時間眠ることが重要です。

 

また寝入りばなから入るノンレム睡眠の深さも眠りの質にかかわってきます。ですから上手に早く深い眠りにつくための工夫も必要です。
そのために副交感神経を刺激して、体も脳もリラックスされることが重要です。直前までスマホやゲームなどをしているとその刺激で交感神経のほうが活発になってしまい、脳が活性化して眠れなくなってしまいます。就寝前は間接照明などにして強い光の刺激は避けましょう。

 

また体をリラックスさせるために40℃以下のぬるめのお湯にゆっくりつかったり、温かいミルクやココアなどを飲むのもよいでしょう。寝酒はかえって脳を興奮させてしまうので、これは辞めましょう。

 

その他、寝具や枕も大切。眠りにつくとき、体は熱を発散させます。寝具などで上手に体温調節を行い、熱がこもったり寒くなったりしないようにしましょう。枕も肩や頭に負担がかからないように、あなたに合ったものを選ぶことが大切です。
睡眠は生命を維持するための大切なもの。質の高い眠りをとって、健康で快適に生活したいものですね。