睡眠導入剤の効果とやめ時を検証しよう

人は食事をすることで外から栄養を摂取し、眠ることで脳と身体の疲労を回復させ、明日に備えます。眠っている間に記憶の整理を行い、ストレスを癒し、ホルモンを分泌させ、免疫機能を維持させるわけです。これらの修復にかかる時間はおよそ7〜8時間、つまり、それが睡眠時間ですが、身体は疲れているのに、眠りたくても眠れない不眠症の場合はどうすればよいのでしょうか?

 

不眠症は病気ではありませんが、慢性的になると思考が鈍ったり、逆に極端にハイテンションになったり、体温を維持できなくなったりと別の病気が発症する一因になりますから、不眠症は恐ろしいのです。

 

様々なことをしても効果が出なかった場合、最終的に用いられるのが睡眠薬ですが、一般医薬品として売られている睡眠薬は睡眠改善薬にあたり、眠りやすくするためのものです。代って、睡眠導入剤は、医師の処方箋が必要です。

 

睡眠改善薬と睡眠導入剤との違いは、効果が短時間に現れるかどうかです。摂取後、すぐに効果が現れ、2〜4時間程度眠ることができる作用を持つものを特に、睡眠導入剤といって区別しています。

 

いわゆる不眠症の方に睡眠導入剤は用いられますが、睡眠導入剤は、現在のところベンゾジアゼピン系睡眠薬が主流です。その作用は、GABAという脳内の抑制系の神経伝達物質の催眠作用を増強することによって、深い眠りへと導くものです。代表的な種類は、ハルシオン、レンドルミン、マイスリーがあります。

 

いずれも質の高い睡眠を一時的ですが、得ることができるため有効とされていますが、長期の服用は依存性を高めるので注意が必要です。また、用法用量を適切に守らなければ、昼間でも眠気が続くことがあり、大変危険です。

 

意外ですが、最も注意を要するのは、睡眠導入剤をやめる時です。一時的に効果が上がった為、急に服用をやめてしまうと逆に不眠症状が悪化することもあり、徐々に薬の効果を抜いていくことが肝要です。

 

半身浴で身体を温め、ホットミルクを飲み、くよくよ考えないようにすることです。また、スポーツで身体を使うのも良い方法です。いずれにしても不眠症状は辛いものです。薬に頼る前にまずは生活習慣を見直し、自然な形で眠れるようにしたいものですね。



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