不眠症と食事の関係

不眠症と食事の習慣は深い関係があります。

 

不眠症と食事の関係

だれでもたくさんお昼御飯を食べた後に、午後眠くなるのを経験したことがあるでしょう。
これは体が食べた食事を消化するためにエネルギーを使い、脳に十分な血液が回らないことによって生じます。

 

では夜寝る前に食事を取れば、よく眠れるのでしょうか?
研究の結果が示すところによるとこれは否です。

 

寝る前の食事は体を目覚めさせます。簡単に言うと消化という活動のために体が動き続けるのです。体は休みたいのに消化をしなくてはいけません。よって消化不良が起きます。
体に良くないのです。

 

食事のタイミング…

「不眠症の人は寝る前は食事を取らないようにするほうがいい」
というのが、専門家の共通の見解です。夜遅くなってからボリュームのある食事をすると睡眠が妨げられるかもしれませんので気をつけましょう。

 

逆に食べることも重要です。
睡眠の改善を真剣に考えている人は,健康になるための努力を進んでする必要があります。
運動家のように,でんぷん,甘い物,なくてもすまされる食物などを除いた,体に良い食事をとる覚悟がなくてはなりません。
健康な体のうちに健康な不眠症改善が期待できるのです。

 



眠れない時にお酒を飲んでしまう習慣がある人は注意が必要です。
就寝前にお酒を飲むと寝つきがよくなると言われていますが、実はアルコールは睡眠にとってあまりよいことがありません。

実は寝酒が睡眠の質を低下させる

 

確かにお酒をたくさん飲むと、寝つきは良くなりますが、アルコールが分解され始める睡眠後半になると、交感神経が活発になり、深い眠りに入ることが出来ず、疲れが取れません。かといってお酒を少量にすると、寝つきが悪くなり睡眠時間が長くなってしまいます。

お酒に耐性がつく

お酒に耐性がつく

寝酒を行うと、最初の方は確かに効果を感じますが、1週間もすると体がお酒に慣れてきてしまい、飲む量を増やさないと効果を実感しにくくなります。さらに飲むお酒の量が多いほど、昼間の眠気や疲労感が強くなる傾向にあります。
理由としてはアルコールで筋肉がゆるんでしまい、気道が狭くなることで酸欠状態になってしまうからです。そのために、お酒を飲むとイビキをしてしまったり、睡眠時無呼吸症混群のような症状が出てしまうことがあります。

睡眠に効果的なにはノンアルコールビール

睡眠に効果的なにはノンアルコールビール

就寝前にノンアルコールビールを飲んだ実験が行われたところ、通常よりも寝付くまでの時間が短くなり、日中の不安感が少なくなったという結果が出ています。
ビールの主成分であるアミノ酸には精神を落ち着かせる効果があります。よってアルコールのデメリットがないノンアルコールビールが最適なのです。

 

ダイエットを始めると不眠症になる人がたくさんいるのはどうしてでしょうか?
2つの要因から考えましょう。

 

 ダイエットの時にもたらされるストレス。

 

ダイエットというのは本来食べたいものを抑えることによって行なう人が多いでしょう。
感情的にも常に十分食べられないという不満足感が残っています。
これは、緊張を生み出し、夜に眠れないわけです。

 

 ダイエットによって体のサイクルが崩れる。

 

ダイエットするときに人が思うのは、できるだけ食べないようにしよう。
朝食を抜きます(朝食のエネルギーはすぐに消費されるのでまるで意味が無い。)
これがまず体のサイクルを崩します。
ダイエット中はまた栄養が偏りがちになるので、ホルモンが正しく分泌されにくくなります。
睡眠時に必要なホルモンもそうです。

 

ではどうすれば、不眠症にならずにダイエットできるのでしょうか?
まずは運動を定期的に行ないます。これが鍵です。

不眠症にならずダイエット

  • 朝、モリモリ食べます。
  • 昼も野菜をたくさん食べた後、食べたいものをお腹一杯食べます。
  • 夜も野菜をたくさん食べた後、食べたいものをある程度食べます。

これで健康的にダイエットでき、不眠症にならずに済むでしょう。

 

 

だんだんと温かくなってくると、夜なかなか寝付く事が出来ず、睡眠がうまくとれなくなる、といった方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みをお持ちの方は、アルコールを飲むとすぐ眠れる、というかたも多いと思います。

 

アルコールを飲むと、確かに寝付きは良くなります。
これは、アルコールがGABAニューロンという、大脳の活動を静める神経系を、活発にさせる働きを持っている為です。

 

睡眠前にアルコールを飲む際に注意すること

アルコール

しかし、アルコールによる睡眠の促進には、注意しなければならない点がいくつかあります。まず、アルコールを飲んで睡眠をうながすと、夜中に目がさめてしまいます。
実は、アルコールは寝付きを良くしますが、睡眠の後半では眠りを浅くしてしまうのです。また、アルコールによる利尿作用も、睡眠から目覚めてしまう原因になります。

 

このように、寝付きを良くする為にアルコールを飲むという事は、
結果的には熟睡を妨げる事になり、良い睡眠が得られるとは言い難いのです。

 

 

不眠症になる大きな原因の一つそれは言わずと知れたカフェイン。
今まで一度も不眠症になったことがなかった人が、眠れないと感じるのはカフェインの影響であることが多いです。

カフェインを多く含む飲み物

    不眠症の原因・カフェイン

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 日本茶
  • コーラ

しかし他のものにも含まれているのです。
よく知ると隠れた不眠症の原因を発見できるかもしれません。

 

それは鎮痛剤です。
寝る前に頭がいたいので鎮痛剤を飲む、なんてことよくありますよね。
鎮痛剤の中には,2錠中に130ミリグラムものカフェインが含まれるものもあります。
通常1杯のコーヒーに含まれるカフェインが85ミリグラムですからそれをかなり上回る量です。
ですから鎮痛剤の有効成分にカフェインが含まれていないかどうか、
よくラベルを見て確かめるようにいたしましょう。

 

寝る前に飲む飲み物…

寝る前に何か飲みたいと思うなら、何がいいのでしょうか?
カフェインの含まれない、ホットミルク、ハーブティーなどにしましょう。
注意深くカフェインを避けるならすぐにでも快適な睡眠ライフを取り戻せるかもしれません。

外食は忙しい生活では切っても切れないもの。
しかし不眠症の人は外食が多い生活を送っています。
じつはこの外食と不眠症には大きな関係があります。
どんな関係があるのでしょうか?

 

調味料が…

外食は味をおいしく感じさせるため、また食中毒を起こさないために、
たくさんの調味料と添加物が入っています。これが実は体に負担をかけているのです。
確かに食中毒は起こさないのですが、体のバランスを崩させ、睡眠は阻害されるでしょう。

 

しかし外食でも体に良いものを食べられることもあります。
一般に外食産業よりも、いわゆる定食屋のほうが体に良いものを食べられます。
サンマ定食など、体に良いものを食べるなら、良質の栄養を補給でき、体の健康は保たれ、
不眠症にはなりにくいでしょう。

 

食事を取る時間…

また外食というのは大抵自分の都合のいい時間に取るという傾向があります。
昨日は夕食を夕方の6時に取りましたが、今日は夜の8時です。明日がずっと会議なので夜10時過ぎになりそうです。
これでは体のサイクルが崩れてしまいます。結局夜寝られないのです。
もし不眠症なら、可能な限り、手弁当で決まった時間に食べるように心がけましょう。

 

不眠症の人は朝食を抜いていることが多いというデータがあります。
なぜ朝食を抜くと夜眠れないという事態につながるのでしょうか?

 

睡眠は体のサイクルによって生じます。
体は活動から時間の感覚を感じ取り、夜になると「今体を休めろ」と指令を出すのです。
24時間の体のサイクルのうち、朝の目覚めを体に分からせる手段、それは何ですか?
それが朝食なのです。
噛む。胃が働く。消化した食事をエネルギーとして消費する。

 

こうした朝食の関係する一連の作業によって、24時間サイクルの「朝」の知らせが体になされます。昼食によって「昼」の知らせがなされ、夕食によって「夜」の知らせがなされるのです。

不眠症と朝食の関係

ではもしブランチ、つまり朝食と昼食を一緒に取るならどうでしょうか?
体への朝の知らせが遅れることになります。
同時にもう一つ不眠症を促進させる悪い傾向があります。

 

つまりお昼が早いため、過度にお腹減って、
夜ついつい多く食べてしまうのです。
これは消化不良、夜の体への過度の負担が掛かり睡眠を妨げるのです。
不眠症に取り組む人は、仕事の一部として、朝食を必ずとりましょう。